龍田比古の奥山日記

愛する人を追い、斑鳩、三郷、平群、生駒、安堵…龍田川流域など大和を歩いている。気持ちのいい石室によこたわるかとおもえば、万葉のイリュージョンに垣間見たり、十一面観世音が暗号を呟く。…生駒郡という現代の地名を旧平群郡と読み替えると、いろいろなことが見えてきました。

ポエティカピアノコンサート10th @ALTI

樋上由紀さんにお招きいただき今年も春の京都で生ピアノ曲三昧、ゼータク、カンドウ 大きなコンサートグランドピアノを巴にくっつけての最初の曲が藤田薫+樋上由紀ボロディン歌劇<イーゴリ公>より「ポーロヴェッツ人の踊り」 いつも由紀ちゃんサポーターが…

西宮古墳

三郷から平群に向うと龍田の川に桜が映されていました。思わず見とれて立ち止まる。平群の丘陵の続きのような生駒山が見えました。 生駒山が神名備に見える所はやはり往馬大社の東からか。往馬大社の存在の理由かも。本来は山がご神体だったんだろう。 (これ…

花見はできるかなぁ

花見はできんかもしれんけど、仕事行く道で花見(ながら) 近鉄菜畑駅付近の竜田川、紅葉だけや無いのがこの川の好きな所。 この並木を進んで振り返ると次の景色 (良寛さんの一首) さけさけと 花にあるじをまかされて けふも酒酒 あすもさけさけあすよりの 後…

マンボウさんの新酒を味わう会 2130331

新酒は爽やかだあいすき 山形の十四代 少し水色が白い、濁りというほどじゃない。やっぱり新酒だ、爽やかですがすがしい。いくらでも飲める(わけはないが、そんな)気がする。ただしなぜかオーディオでいえば中〜高音部にこもる感じあり。それが輝きを鈍らせ…

柿の葉寿司<大和の特産品

「たなか」の柿の葉寿司。これは五條が本拠。この柿の葉寿司を食べると五條の味がする。 え、どんな味? 平宗よりも微妙に大きい気がする。好きな味。 近鉄奈良駅から外へ出ると、奈良県商工観光館の向かいに平宗の… それはともかく、今日、生駒で柿の葉寿司…

koboは最低、捨てる人も多いのでは?

子どものように期待して喜んで買った電子ブック(リーダー) タッチパネルがほとんど反応しない。フリーズばかり繰り返す。紙の本のような感覚的な快感を求めてはいません。 読めたらいいのです。 重量もなくていいです。 ページをめくるどきどき感も感じられ…

竜田川いいとこ探しツアー Eco-net生駒

2013年3月23日(土)9:30近鉄鋼索線宝山寺駅集合 写真の整理を始めたらなかなか普通に動かないパソコンに向っていたらつい没入、ツアーの時間が迫り飛び出した。遅刻のため先回り、最初の見学場所の宝山寺でEco-net生駒一行をお待ちした。石段を駆け上がったと…

amazonの梱包が恐ろしい

尾籠なる話題である。最初に念のため。(読まないほうがよいかもしれません。)洗浄便座が壊れた。足掛け2年ぐらいのスピードで死んでしまった。まず水が沸かなくなった。もうこの冬は耐えられないと予想していた。ところが5年前に工事した記憶など無い。もう…

再び宇陀の水分神社、心のふるさと宇陀

近鉄の酒蔵を目指すウォークに参加、大好きな宇陀を歩いて巡ることができた。 充分歩いたし、神社仏閣を訪れたし、満足。だから別に何も書くことはないけど、やっぱり宇陀を自慢したいような気になる。 今までの自慢の宇陀は室生寺であり、佛隆寺の千年桜、…

樋上由紀さんの演奏会

4月7日の京都アルティでのピアノコンサートに出演されます。 楽しみです。

伝香寺

伝香寺は奈良市小川町にある律宗の古刹で、百合祭りで有名な率川神社のお隣、境内の幼稚園は学校法人伝香寺学園いさがわ幼稚園という。この日だけご開帳される子供の守り仏(はだか地蔵)を拝観するために出かけた。立派な門構え「表門」。伝香寺に、いざっ…

東大寺修二会

東大寺修二会(しゅにえ)お松明 場所は修二会の会場だから二月堂 修二会といえばお水取りの日の籠松明が大きくて見栄えがあり、有名である。お水取りといって連想するイメージは籠松明の炎、火の粉 最終日のお松明はまた独特で、この日だけ夜六時半から始ま…

往馬比古の平群歴史ウォーク

今回、私(往馬比古)が奈良県生駒郡平群町の歴史ウォークを初めて企画しました。平群の歴史が面白そう。気持ちよく歩きながら、ちょっとお勉強も加味して平郡町ボランティアガイドの会に烏土塚古墳(国の史跡)を中心に午前午後一日コースのアレンジをお願…

平群の考古学の先生が面白い

奈良県生駒郡平群町教育委員会に初めて伺いました。というのもホームページで「平群町史」を売り出し中なのだ。市町村の歴史書を購入するのは始めて。職場関係者に平群在住者が何人もいて、ある方から「へぐりの里の歴史」<上><中>を頂いたことがある。…

来たいと願っていた廣瀬大社に始めて来れた、嬉しい。

廣瀬大社砂かけ祭 こんなすごい祭が存在するなんて考えたこともなかった。 <祭神> 宇加能売命(わかうかのめのみこと) 櫛玉命(くしたまのみこと) <! 穂雷命(ほのいかづちのみこと) <創建> 崇神天皇九年(前89年)、廣瀬の河合の里長に御信託があ…

奈良を歩くガイドマップ?「奈良新聞」

今月から「奈良新聞」をとることになった。 一所懸命の新聞販売店の「押し売り」に負けた格好になり、おすすめの読売新聞はとらないが奈良新聞はとるということにした。 相手さんは負けたような顔になり、こちらも負けたような気分になり、でもどちらも内心…

ヒコライブ!のお知らせ

GIRLS GO-YLE &ザ・パンジーズpresents 「FROLIC NIGHT vol.1」 GIRLS GO-YLE/ザ・パンジーズ/THE HANGS/思春期/中西彦助 ※OPEN 6:00 START 6:30 ※チャージ ¥2,000(1ドリンク付き) http://www.ooh-la-la.jp/index.html 2/2(土)ウーララ、出番2番手 19時か…

大和のくに奈良県を歩く

奈良検定を受けたと書きましたが、正しい名称を確認していませんので、ここで改めて、 「第7回奈良まほろばソムリエ検定」の受けた試験科目は「奈良通2級」でした。ぶらりと飛鳥へ、またあおによし奈良へ、五條吉野へ 自転車で丘を越え急な坂を上り曲がり…

しぼりたて「くらがり越え」生原酒 美味い

今日は久しぶりの検定受験、といっても仕事上の資格でもなく、何か副業のためのものでもありません。 知る人ぞ知る「奈良まほろばソムリエ検定」(略称「奈良通」)2級の検定を受けてきました。

新蕎麦と而今の会@マンボウ

「日本酒の勉強」こんな楽しい勉強はない。 このたび初めて「新蕎麦と而今の会」に連れて行ってもらった。会場のお好み焼き店「マンボウ」は近鉄日本橋を降りてすぐ、堺筋を南へ1、2分の東側、赤いテントの看板が目印。店内は4人がけの鉄板テーブルが6台…

晴れ渡った秋のお山

今朝は冷え込んで、秋の紅葉を一層深く彩る 空は高く 春の山の笑いにも似て、より立体的にもこもこともりあがる やせたキャラブキもようやく咲き始めてくれた。 よかった大阪に日本酒を味わいに行く 約束の時間はまだか

ボランティア>劇団如月舎公演「ゆきと鬼んべ」@こども文化センター

図書館の隣にある大阪市立こども文化センター。知らず図書館の中をぐるぐる巡ってしまった。 前の通りでお客を案内するお仕事を頂いた。 ロビーに展示された手作りのフィギュア これは鬼んべ役に出演、この日も熱演して舞台を物の怪の異空間に切り替えた川西…

鍋倉渓〜神野山

鍋倉渓、少し奇妙な名前。語感、美しい感じは少なく、日常、台所、煙、煤、そんな連想が湧く。山添村のリーフレットには 神野山山腹にあり、大小の黒々とした岩が幅平均25m、長さ650mにわたり、まるで溶岩の流れのような景観を造りだしています。神野山の巨…

古事記、神武東征の伝承地を訪ねて

生駒の上町(かみまち)を歩き回りました。 神武聖跡顕彰の碑 ぼちぼち紅葉して美しくなりそう。 石碑の裏にはご覧のように、長髄彦を討伐した戦場であり、その時に金鵄が輝き勝利を導いたことにより、この村を鵄村と称する、というような意味のことが読み取…

正倉院展〜奈良公園

私どうも飲むテンポが速いのは安物のコップで飲むかららしい 瑠璃坏(るりのつき=ガラスのさかづき)こんな素敵な杯で飲んだらさぞ美味かろう、ゆったり酒と杯を眺めながら 図録には「見込み」も見える。(カラー写真にして欲しかった)深い青は好きな色 ギ…

旨酒 日本酒 大和の地酒

こんな美味い酒と出会った。友と過ごす幸せの一瞬 なんでも奈良女子大と春鹿の今西清兵衛商店とが共同開発、2009年にデビューした清酒。杯をすすると口いっぱいに広がり、初めてであったのに懐かしい感じがした。 懐かしい酒とは、かつてワインが毎月町の酒…

見えない古墳を見る

奈良にもいい植物園があると聞き、馬見丘陵公園に出かけた、暑いあつい真夏日。 どこの古墳もよく似たもので、これ以上近づけない。せめてお堀の際までぐらいならいいのじゃないかと文句を言いたくなる。大きすぎて見えるところからは全体が撮影できない。こ…

大好きな興福寺

いいでしょう、石仏、興福寺境内 綺麗 端正なお顔 少し楽しそう このお顔を拝観するとなぜか落ち込んだ気分がなくなってしまい なにもなくなるんだよね この日、石段の隙間からこの石仏を撮影しようとしたらびっくり iPhoneの画面に自分の顔が 慌てて切り替…

なら町、夏、旨酒

警報が出るほど激しい夕立が通り過ぎる近鉄奈良駅前。 走る車が金色を帯び始めたので、西の空を眺めると雨雲の合間から瞬き程の間、夕日が輝きました。 生駒山の山端とTVアンテナがくっきりシルエットで浮かび上がります。 地上からも生駒山が見えるのにあら…

続・鳩戦争

戦争といっても平和のシンボル鳩、殺すつもりはない。 おりしも嫁はんがとうとう喘息になった。あ、とうとうというのは年輪を重ねてという意味ではない。鳩の糞に住まうクリプトコッカス菌が原因のひとつとして挙げられているので、本気になって退治にたちあ…