龍田比古の奥山日記

愛する人を追い、斑鳩、三郷、平群、生駒、安堵…龍田川流域など大和を歩いている。気持ちのいい石室によこたわるかとおもえば、万葉のイリュージョンに垣間見たり、十一面観世音が暗号を呟く。…生駒郡という現代の地名を旧平群郡と読み替えると、いろいろなことが見えてきました。

花見はできるかなぁ


花見はできんかもしれんけど、仕事行く道で花見(ながら)
近鉄菜畑駅付近の竜田川、紅葉だけや無いのがこの川の好きな所。
この並木を進んで振り返ると次の景色

(良寛さんの一首)
さけさけと
花にあるじをまかされて
けふも酒酒
あすもさけさけ

あすよりの
後のよすがはいさ知らず
今日のひと日は
酔ひにけらしも

R168の橋の横は龍田の澱み、水のキャンバスに描かれた花の木を花いかだが流れ消すところ
朝はまだ写真のように散っていなかったが、夕方はおそらく水面いっぱいに花びらが埋め尽くすことだろう


桜の精に惑わされ遅刻寸前に滑り込みバス発車準備