龍田比古の奥山日記

愛する人を追い、斑鳩、三郷、平群、生駒、安堵…龍田川流域など大和を歩いている。気持ちのいい石室によこたわるかとおもえば、万葉のイリュージョンに垣間見たり、十一面観世音が暗号を呟く。…生駒郡という現代の地名を旧平群郡と読み替えると、いろいろなことが見えてきました。

ポエティカピアノコンサート10th @ALTI

樋上由紀さんにお招きいただき今年も春の京都で生ピアノ曲三昧、ゼータク、カンドウ
大きなコンサートグランドピアノを巴にくっつけての最初の曲が藤田薫+樋上由紀ボロディン歌劇<イーゴリ公>より「ポーロヴェッツ人の踊り」

いつも由紀ちゃんサポーターが客席前方にあちこち散らばっていいますが、僕たち3人は今回、ホールの響きを聴いてみようと、真ん中辺りまで後退して座りました。
コンサートホールとしてはすっきり切れ味のいい響きで、中高音の籠もりのないピアノが楽しめました。疾走するパッセージが続く曲でもその粒立ちを豊か感じることができました。泡立ちのよい高級地ビールを頂いた気分です。
おしゃれな都会風のクールなホールでした。

そこにお春どん、LOHASUさん、聖子ちゃんさんがステージ挨拶の写真に入ってしまいました。休憩時間、久しぶりの豪快な笑い声に耳はびっくりしましたがこちらまでリラックスして、セロ弾きのゴーシュに出てくるねずみの子みたいに心癒されるのでありました。

また親戚縁者も集合する中、亀岡のSHさんと同席、近況報告を交換、由紀ちゃんのおかあちゃんにも握手してしばらくおしゃべり。ほんまにぼくのかあちゃんそっくり。生き返ってきたみたいで何度も握手するのでありました。
由紀ちゃん、おおきにありがとうございました。

今日のコンサートは日本酒で言えば篠峯八反って感じカナ。由紀ちゃんに送ってあげよう。