龍田比古の奥山日記

愛する人を追い、斑鳩、三郷、平群、生駒、安堵…龍田川流域など大和を歩いている。気持ちのいい石室によこたわるかとおもえば、万葉のイリュージョンに垣間見たり、十一面観世音が暗号を呟く。…生駒郡という現代の地名を旧平群郡と読み替えると、いろいろなことが見えてきました。

信貴山霊宝館~宝蔵(飛倉館)

霊宝館(れいほうかん)
本堂横にある小さな建物。国宝『信貴山縁起』の複製(原本は奈良国立美術館に寄託)のほか重文金銅鉢や鎧兜、町指定菊水の旌旗(せいき)などを見ることができる。300円。

<展示物>
国宝「信貴山縁起絵巻」(三巻)は復刻本を展示
兜・鎧袖・説に楠木正成の遺品(国指定重文)
喉輪・説に護良親王所要(国指定重文)
金銅鉢・延長七年(929)銘(国指定重文)
兜跋毘沙門天像(県指定重文)
信貴水瓶(鎌倉時代作)
聖徳太子十六歳孝養像
勅額(後醍醐天皇筆)
舞楽面(説に平安時代作)
笙(楽器)
楠公の書状
武田信玄の寄進状
太刀
松永秀久の寄進状
仏像・仏画・仏具類多数
f:id:n-hiko:20130908125029j:plain

宝蔵(飛倉館)
一山の宝物庫で、現在はイベントホール、貸しホールとして使用されて飛倉館と呼ばれる。象鼻は寅の頭になっている。宝物類は、霊宝館に移して保管展示されている。飛倉堂と呼ぶ職員さんもいた。
f:id:n-hiko:20130908132526j:plain
飛倉館
f:id:n-hiko:20130908132534j:plain
宝蔵
いかにも宝蔵にふさわしい頑丈な扉である。

f:id:n-hiko:20130908132600j:plain
不動堂
飛倉館に向って左に隣接している。