龍田比古の奥山日記

愛する人を追い、斑鳩、三郷、平群、生駒、安堵…龍田川流域など大和を歩いている。気持ちのいい石室によこたわるかとおもえば、万葉のイリュージョンに垣間見たり、十一面観世音が暗号を呟く。…生駒郡という現代の地名を旧平群郡と読み替えると、いろいろなことが見えてきました。

読書メモと感想文

先日読んだ本の書名が思い出せない
う〜ん
困った
それを読んで、本来のテーマではなく、関心がある地域、平群のことが書かれてあった。聖徳太子平群(氏)との深い関係があった。勢益原丘に建立したとある

景行朝堤原王は武内宿祢の養子となり、勅命により平群姓を賜り二十九代神手小将軍大宿祢(日本書紀)は聖徳太子に従い守屋氏を討ち以て氏寺平群寺を勢益原丘に創建す。

http://inoues.net/club/heguri3.html

それに気をとられ、守屋討伐との関係で建立された平群の氏寺「平群寺」を見に行きたいと願った。平群の町史をめくってみても、見つからない。町史をいただいた在住の友人に聞いてもわからない。同じく町内の方に出会ったので聞いてみると、先日、隣の三郷町にある平隆寺がかつての平群寺だと教えてくれた、感謝。

そして元の本に戻って文脈の中で再考してみようとしたら…

何を読んでたのか??

あちこちのメモや手帳をひっくり返さないと分からない。
そもそも自分のためのブログがあるのに、読後感想を書く前に…という状況になることが多い。その前に書名だけでも、書く前に何をしたいのか、だけでも書けばよいのに、あわてモンなんだね。

と書いてきて、やっとほんの表紙を思い出した。
白地に赤のデザインの新書でずうっと持ち越しの疑問である「蘇我氏」とは何か、何だったのか、というテーマで読んだ本に、蘇我氏の出自である葛城氏の分派である平群氏という流れであったなぁ。

http://www.amazon.co.jp/%E8%98%87%E6%88%91%E6%B0%8F%E3%81%AE%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E5%8F%B2%E2%80%95%E8%AC%8E%E3%81%AE%E4%B8%80%E6%97%8F%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E6%BB%85%E3%81%B3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B-%E5%B9%B3%E5%87%A1%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%AD%A6%E5%85%89-%E8%AA%A0/dp/4582854214
蘇我氏の古代史―謎の一族はなぜ滅びたのか (平凡社新書)
武光 誠 (著)

http://www.town.sango.nara.jp/shogaigakusyu/kanko/spot/heryuji.html

http://narajisya.blog.eonet.jp/mahoroba/2006/12/post-b268.html