龍田比古の奥山日記

愛する人を追い、斑鳩、三郷、平群、生駒、安堵…龍田川流域など大和を歩いている。気持ちのいい石室によこたわるかとおもえば、万葉のイリュージョンに垣間見たり、十一面観世音が暗号を呟く。…生駒郡という現代の地名を旧平群郡と読み替えると、いろいろなことが見えてきました。

広沢葉子ガラス作品展2011@大阪難波郄島屋ギャラリーNEXT

広沢葉子ガラス作品展






先月、広沢葉子さんの作品展に嫁はんと出かけた。

旦那はんが和田忠実というわれわれには有名な陶芸家で、おかげさまで情緒豊かな陶器が我が生活を潤わせてくれます

陶器は地球のサンプル

はじめてお会いした広沢葉子さんは高貴な慎ましさに包まれた涼やかなお方でした。ギリシャ・ローマ時代を思わせるクラシックな重厚さを持つ、存在感のあるガラス作品の作家でもあるのかと、その奥深い芸術性にあこがれのような好感を感じました。

茶道で使う道具の数々、食器、花器その他、綺麗なものばかり。
写真に映っていますが、作品は照明が作り出す影までも美しく、見とれてしまいました。

影は光であった

どうしてかいままで好んで見てこなかったガラス芸術。広沢葉子さんの存在を頼りに、他の作家の作品も機会があれば積極的に観たいと思いました。

ガラスは太陽のサンプル