龍田比古の奥山日記

愛する人を追い、斑鳩、三郷、平群、生駒、安堵…龍田川流域など大和を歩いている。気持ちのいい石室によこたわるかとおもえば、万葉のイリュージョンに垣間見たり、十一面観世音が暗号を呟く。…生駒郡という現代の地名を旧平群郡と読み替えると、いろいろなことが見えてきました。

楽天koboで坊ちゃんを読む

先程ブクログに坊ちゃんの感想を書いたら、ほとんどkoboとリーダーとしてのiPhoneとの比較と評価を書いてしまった。
そして、坊ちゃんに対しての評価の星を記入しようと、「詳細」をクリックしたら、たくさん書いた文章が一瞬で幻のように消えてしまった。
ブクログの仕様なのだろう。気軽に書くな、まじめにブクログの勉強をしてからしか書くな。というのだろうか。
まぁブクログはどうでもよい。

koboはいいわ
本に集中できるのだ。本、というよりも活字に集中できるのか。紙がないし、活字が印刷されていないから、サイズも行間もカスタマイズできる。虫眼鏡がいらない。軽い。

iPhoneではi文庫sというリーダーを購入した。ページをめくることができる。紙をめくっているような感触を視覚的にえがいtれくれる。あそべる。楽しい。

koboは安物である。タッチの感受性もかなり低い。機嫌が悪いとだんだんタッチ感覚が悪くなる。がさがさと一瞬なった後次のページがみえてくる。電子ペーパー、eインクというのは安物の感じがする。
でも見やすい。遊びがないから活字に集中できる。目が疲れない。本を読むのはこちらが主体になるような気がする。

iPhoneで坊ちゃんを読むより速く楽しんで読める。どうしてか、分析できないが、実際がそうなんだ。
つまり全く安物じゃない。より理想の本に近づいているように思うのだ。

手元に届いて2日ほどたつが坊ちゃんの読書を通してkoboをすっかり気に入ってしまった。

1回だけ反応が悪くなってきて、とうとうフリーズしてしまった。電源を入れ直すのも簡単で、あっさり通常の状態に戻った。問題はない。iPhoneの画面が急に拡大する暴走が起こると、電源を切るのも苦労する。koboは物理的な電源ボタンがあるので、問題が起きたときのリセットが簡単である。万一電源も使えなくても裏にリセット穴が開いている。

難点といえばハードカバーのように板状になっているからね。もう少し柔軟な素材でできていたらいいなぁ。そしたら、文庫本や新書のように気軽にポケットに入れたり持ち歩けると思うんだけど。